加速する日本のインフレ、東京の消費者物価指数は前年比+4.0%へ
今回は、2023年1月発表(2022年12月分)の東京都の消費者物価指数について書きます。
最初に結論だけ書いておくと、前年比+4.0%であり、東京都に限った数値ではありますが、インフレが加速していることが確認されました。
僕は、以前に書いたとおり、日本では今年インフレが加速すると考えています。
* 2023年の投資テーマを考える:米国の景気減速、日本のインフレ
* インフレターゲットを達成した日本の金融緩和出口戦略を考える
今回は、その想定に沿う結果が出てきたことになります。
ハワード・マークス氏:金利が下がり続けた過去40年が終わり、パラダイムシフトが訪れる
資産運用会社オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏が書く「Memo」は、マークス氏の深い考察を知ることができるため投資家の間で人気の読み物のひとつです。
多くの株式投資家が尊敬するバークシャーハザウェイ社のウォーレン・バフェット氏やチャーリー・マンガー氏が読んでいるという話も有名です。
今回は、そんなマークス氏が昨年12月に公開した「Sea Change」と題された最新のMemoから要点を紹介したいと思います。
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3つめのパラダイムシフト
ハワード氏の主張は、目下の金融市場で起こっていることは、彼が経験する3つめの「Sea
サマーズ氏:12月米国雇用統計は心強い内容、2023年前半に景気後退に入る可能性は減った
2022年12月米国雇用統計(2023年1月発表)について、元米国財務大臣のラリー・サマーズ氏がCNBCでコメントしていたので、その内容を紹介します。
最初に振り返っておくと、12月米国雇用統計の内容は、以下のとおりです。
* 失業率:3.5%(前回3.7%)
* 平均時給の上昇率:+4.5%(前回+5.1%