バックナンバー

平日の毎朝7:30にお送りしているMercury'sのニュースレターのバックナンバーの一覧です。ご登録いただくと、毎朝メールボックスに最新のレターをお届けします。
6月
15

ガンドラック氏:おすすめのポートフォリオを公開、債券が多め

前回に引き続き、DoubleLine Capitalのオンラインセミナーから、ガンドラック氏の相場見通しをお伝えしていきます。 毎朝メールで受け取る マネーサプライの減少は、いずれインフレを低下させる ガンドラック氏は、以前から米国のインフレは下げ渋ると発言していました。 * ガンドラック氏:FEDの予想する年末インフレ率3%は実現できず、インフレは高止まりする 今回も同様の発言は見られましたが、もしもFEDが今の引き締めを続けるのであれば、遅かれ早かれ、いずれCPIは下がってくるだろうとも述べました。 その根拠となっているのが、マネーサプライの減少です。 以下のグラフでは、
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6月
14

ガンドラック氏:3月の銀行破綻は過去の経済危機に匹敵する規模

債券王としても知られる、DoubleLine Capitalのガンドラック氏が、年半ばのオンラインセミナーを行いました。今回はそこから今年3月の銀行破綻に触れた箇所をお伝えしたいと思います。 毎朝メールで受け取る 3月の銀行経営破綻問題 2023年3月にはシリコンバレー銀行などを中心にいくつかの銀行が経営破綻しました。 * シリコンバレー銀行が経営破綻、米国債金利は低下へ この話については、本ニュースレターで何度も取り扱ってきたため、再度の詳しい説明は避けますが、(1)米国債などの資産がFEDの急速な利上げで大きく値下がりしたこと、(2)短期金利が上がったことで銀行預金を引き出して、短期のMMFや米国債を購入する動きが広がったこと、の2つが組み合わさった結果、取り付け騒ぎのようになったことが、
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6月
13

ドラッケンミラー氏:中国は将来性を感じない、日本株には強気

引き続き「Bloomberg Invest New York」から、今回はドラッケンミラー氏のインタビューをお送りします。 ドラッケンミラー氏は、中国の将来性についての悲観的な見方と、日本株の強さ、AIブームの大きさなどについて語りました。 毎朝メールで受け取る 中国には将来性を感じない まず、今の中国については魅力を感じないと一刀両断しました。 私は6年〜7年前まで中国が大好きだった。上海のエネルギーは、コカインを吸ったニューヨークのようだった。素晴らしいエネルギーがあり、
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6月
12

ソロス・ファンド運用担当者:プライベートクレジットは銀行の貸し渋りを埋められない

前回のレイ・ダリオのインタビューに続き、「Bloomberg Invest New York」のインタビュー内容をお伝えします。今回は、現在ジョージ・ソロスのソロスファンドを運用しているフィッツパトリック氏のインタビューです。 毎朝メールで受け取る いま投資妙味のある資産クラスは住宅ローン証券 フィッツパトリック氏は、最初にいま一番投資妙味のある領域として、住宅ローン証券をあげています。 いま最も興味深いのは、退屈な資産クラスだが、住宅ローン証券だ。現在、主な保有者のうち3分の2である中央銀行と銀行が売りに回っている。
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6月
09

レイ・ダリオ氏:米国債の買い手がいなくなり、米国政府の財政は破綻する

世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツの創業者レイ・ダリオ氏は、「Bloomberg’s David Westin at Bloomberg Invest New York」に出演して、いずれ米国債の買い手がいなくなり、最終的にはFEDが米国債を買うしかなくなると指摘しました。 毎朝メールで受け取る 長期サイクルの終盤で起きること レイ・ダリオ氏は、長期サイクルの終盤で起きることとして、
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6月
08

米国ISMサービス業景況指数:サービス業は景気拡大するも減速がみられる

ISMサービス業景況指数は50.3%で景気拡大を示しましたが、前回の51.9%と比べると1.6ポイントの減速となりました。また、注文残の減少、顧客在庫の増加など、ISM製造業景況指数と同様の悪化傾向が見られました。 毎朝メールで受け取る ISMサービス業景況指数は50.3% 6月5日に発表された、2023年5月のISMサービス業景況指数は50.3%でした。 5 月のサービス業景況指数は50.
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6月
07

FEDは7月にもう一度利上げする

CMEの債券先物市場参加者は、FEDが7月にもう一度利上げすることを予想しはじめました。1ヶ月前には、7月頃には利下げに転じて、年末には4.50%〜4.75%というシナリオを予想していたことを考えると、大幅な金利予想の上方修正です。 毎朝メールで受け取る 債券市場の参加者は、7月の追加利上げを予想 直近、インフレ率が4%台で下げ渋るようになったのをみて、債券市場は7月にもう一度利上げがあることを予想しはじめました。 * 米国CPI:アメリカのインフレ率は4%台で横ばいへ
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6月
06

米国ISM製造業景況指数:5月は46.9%で悪化、今の米国経済はインフレ頼み

2023年5月の米国ISM製造業景況指数は46.9%で、4月の47.1%からさらに悪化しました。今の米国の状況は、経済活動は実質的に停滞しており、雇用の強さとインフレ頼みの名目成長が続いている状態だといえます。 毎朝メールで受け取る 米国ISM製造業景況指数の概観 米国ISM製造業景況指数は、前月の47.1%から悪化して46.9%となりました。 ISMの景況指数は、製造業、非製造業などに分かれており、
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6月
05

米国雇用統計:5月は失業率がやや上昇

5月の雇用統計は失業率がやや上昇して3.7%となりました。今後、継続して上昇した場合は景気後退が強く意識されるでしょう。一方、賃金インフレは4%台で下げ渋りをみせています。やや、スタグフレーション的な状況が強まっているように見えます。 毎朝メールで受け取る 2023年5月の米国雇用統計では失業率が上昇 非農業部門の雇用者数は339,000人増えました。これは予想の190,000人を上回りました。 一方、失業率は3.7%となりました。
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6月
02

米国実質マネーストックは、すでに2020年の水準まで減少している

現在、米国の中央銀行(FED)は、インフレ抑制のために金融引き締めを進めています。その進捗を確認する方法のひとつがマネーストックですが、インフレを考慮した実質ベースでみると2020年4月〜5月の水準まで減少しており、金融引き締めはあと一歩だと考えられます。 毎朝メールで受け取る 米国の金融引き締めは、まだ足りないのか 現在、米国の中央銀行(FED)は、インフレを退治するために金融の引き締めを続けています。FEDが行う金融引き締めは主に2種類あります。1つが利上げ、もう1つが量的引き締めです。
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